DI修理入庫
2012年09月19日
ウエアリング交換依頼で入庫しました。
症状
スピードが70キロ位しかでない。
との事でした。
シートを外してエンジンを覗いてみると。
琵琶湖、淡水艇との事で購入されたそうなんですが。
見るとあちらこちらに塩害の形跡が。
プラグ文句無く交換。
圧縮を計ります。
本来でしたら10-11位なんですが、、、、
一番の方が8ないくらい。若干2番よりも低い状態です。
順番が逆になりましたが、ご依頼のウエアリング交換です。
ポンプを外します。
オイルも真っ黒
そして、ここも塩害
ちょっと、かなり、見にくいのですが、ポンプ内のベーンとウエアリングは溶けてぐちゃぐちゃな状態になっていました。
そして、見落としがちなのが、このプッシャー。もちろん交換。
新品のウエアリングをいれたところです。
今回インペラはバリを取ってヤスリで整えます。
取り外したウエアリング。
そして、コーンにオイル注入。
塩害のボルトなどはワイヤーブラシで綺麗に。
モトサヤに。
ウエアリング交換後、エンジンの吹け上がりが悪く、オーナーさんにお聴きすると、たまにそのうような症状が出ていたとか。
エンジン音に少々打音が出ていたので今回は圧縮を図って見ることにしました。
やはり、圧縮が少し低く、排気バルブを外してシリンダー内のピストンを覗いてみることに。
・・・・・・・
upしても見えないなぁ・・・・・
ピストンには傷が入っていました。
エンジンの各所を見ると工具を掛けた後がなく、一度もばらした形跡はありませんでした。
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